台所つまりの原因の多くは、油汚れや異物を流してしまった等です。

油や調味料などはそのまま排水溝に流さず、古新聞やキッチンペーパーなどでなるべく拭き取り、出来るだけ洗い桶に湯を張り、食器洗剤をうすめたもので汚れを中和させがら食器洗いされる事をお勧めします。

またゴミ受けカゴによっては、小さな食品カスや食材が排水溝に流れてしまう場合がありますので、このような場合はゴミ取りネットを使用するだけでもかなり改善されます。

洗濯機の排水口から臭い上がってくる原因は様々ですが、ご自身で出来る対策もありますので是非お試しください。

◉臭いの原因がカビや雑菌などの場合…
一般の方でも手に入る市販の薬品等を使い、定期的に洗浄・除菌する事で臭いが改善される場合があります。排水管だけではなく、同様に洗濯機も清潔に使用しましょう。日常的に雑菌が湧きにくい環境にしておくことが重要です。

◉汚れの蓄積が原因の場合…
経年により石鹸カスや皮脂汚れ、油汚れなどが溜まっている場合は、排水口から定期的に湯を流して洗浄したり（可能な場合は湯で洗濯機を使用するのもお勧めです）、汚れの酷い洗濯物は先に手洗いしてから洗濯機に入れると随分違います。つまりの原因になりますので、洗濯機側でも糸くずフィルターや洗剤類は正しく使用しましょう。また風呂の残り湯も排水管の温度を上げるにはお勧めですので、ぜひ活用してみてください。

給水管や蛇口は常時圧力がかかっている状態ですので、やはり経年劣化していきます。蛇口のメーカー保証や消費期限は、およそ10年程度に設定されているケースが多く、蛇口内部やパーツ・部品類のサビ、パッキンや蛇口によっては様々な消耗品が使用されていますので、各々が劣化していきます。またメーカーによっては、10年程度で部品類が生産終了になりますので、基本的には蛇口本体の交換をお勧めしています。

食品カスを流さないのは勿論ですが、油や調味料など食品から出る汚れは、なるべく拭き取るなどして排水管に流す量を減らす、食器洗剤と湯を使い、配管内で油が固まりにくい状況を心がけるなどでも対策する事ができます。洗面や洗濯排水、風呂場などは髪の毛や糸くず、土、砂などの異物を流しがちなので、なるべく流さないよう排水口のゴミ受けをきちんと利用しましょう。また定期的な高圧洗浄も効果を発揮します。

現状で、流れが悪い、つまっているなどの症状が特にありませんでしたので、排水管のメンテナンスということで、配管内部の洗浄を行いました。

業務用キッチンの排水溝がつまり、異臭が気になっていたようです。飲食店ですので、定期的にメンテナンスすることをおすすめします。

こちらのお宅は普段から揚げ物など油料理をよくされるそうで、月に１～２回はパイプ洗浄剤を使用しておられるとの事でした。築年数がたっていることもあり、排水管の勾配も悪くなっていましたので、一部引き直しのお見積りだけ出させ頂きました。

１年に１度定期高圧清掃をさせていただいております。マンションやアパートでは１年に一度高圧洗浄にての排水管清掃をおすすめしています。定期的なメンテナンスが大事ですね。